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知り合いの夫婦の話なのですが。その夫婦の出会いはお互いに学生の時になります。旦那さんは中国地方に住んでいて、奥さんのほうは東海地方に住んでいました。当時お互いに高校生でした。 まったく何も共通点のなかった二人が知り合うきっかけが携帯電話でした。当時はまだパカパカといわれる折り畳みの携帯電話だった時代です。 今のようにSNSなどもはやってないし、メールと電話程度の携帯電話でした。それでも当時高校生になれば持っている人も多かったです。 またその時に一部ではやっていたのはワンギリ、ワンコなどと呼ばれる着信のみ残すもの、そしてその携帯番号をもとにショートメールを送るというもの。その夫婦がであったのがそういう背景の下でのことです。 当時旦那さんが適当な番号にかけるという遊びを友達としていました。そしてその電話番号だったのがたまたま奥さんだったのです。はじめはただのいたずらだと思ったのでしょうが、奥さんは律儀にショートメールで返事をしました。 さすがに電話をかけるのは気が引けたけど、そのままにするのもよくないと思い、「どなたですか?まちがいじゃないですか?」みたいに送ったそうです。 それに旦那さんが返事をそこからメル友のような関係になりました。今では信じられませんが当時はそういうので、メル友がいた人も結構いました。もちろん嘘をついてめーるしている人もいたでしょうが、この二人はまじめにメールをしていました。

知り合ってからなかなか合わない二人

メールのやり取りは頻繁にしていたようです。二人とも年が同じで学生ということもあり話は尽きなかったようです。もちろん番号も知っていたのでメールと電話をして交流を続けていました。 そんな状態で恋は芽生えなかったのかと言えば男のほうは少し芽生えていたようでした。奥さんの声かわいいので。ある程度お互いのことが知れたら直接会ってみたくなりますよね。 でもそこは学生同士ということもあったしとにかく遠かったのでなかなかお互いにそういうことは言えなかったようです。また直接会うことの緊張もあったようなので。 今思えば中間地点の関西とかで会えばよかったのかもしれませんが思いつかなかったのですかね。そのまま一年近くメールをしていたようです。 そしてお互い就職という進路に決まりましたが、またそこそれぞれの地元で就職してしまったので特に進展はなかったようでした。 その間にもお互いに別の人を好きになったり付き合ったりしてて純粋に友達として接していたようです。逆にお互いの近い人との関係が分からない分話しやすかったというのもあったのかもしれません。 お互いに自分のことをいろいろと話していたようです。仕事も始まりまた別の悩みも出て、相談し合っていたようでした。 同じような環境だったのもきっとよかったのでしょうね。どちらかが進学でどちらかが就職だったら、また違った結果だったのかもしれないですし。

ついに初めての出会い

お互い仕事をはじめ、お金にもまた時間にも自由ができたので一度会ってみようというはなしになったようです。学生の時は特に女性の家が外泊などに厳しく旅行もいけなかったようですが、もう社会人なのでその辺の時間も取れるようになったので。 どこで会うかとなってどちらかの地元に行くのもいいけどいちど中間にしようとなってやはり関西で会ったようです。お互いにドキドキしながら待ち合わせ場所に行きました。先に旦那さんがついていたようで、奥さんが到着した時すぐにわかったようです。 写真などは送りあっていたのですが実物を見るのは初めてでなんだかお互い照れくさい感じでした。とりあえず観光をしながら遊んだようですが、やはり頻繁に連絡をしていたので全然気を遣わずにいられたようでした 。その時すでにお互い意識はしていたのかもしれません。付き合ってはいないのでお互い別々のホテルにとまり一泊二日の旅行を楽しんだようです。 帰るときお互いに離れるのがつらかったようですがそれぞれの家に戻りました。その後旦那さんから告白し、遠距離の恋愛を経て結婚しました。 今では子供も二人生まれています。たった一度の着信からこんな風に出会って結婚し素敵な家庭を築けるなんて本当にドラマみたいだなと思いました。今も夫婦仲良くしていてとて微笑ましいです。